LUMASTUDIO PDF GUIDE
証明書によるPDF電子署名
印影画像と証明書署名
印影画像は見た目の押印です。証明書による電子署名は、文書の改変を検出できる暗号学的な署名です。文字・押印などの編集を終え、利用者が用意したP12/PFX証明書とパスワードを選び、所有者・発行者・有効期間・SHA-256フィンガープリントを確認して別ファイルへ保存します。
編集用原稿を残す
署名後の内容変更は署名の検証に影響します。未署名PDFまたは .lumapdf の編集用原稿を別途保存してください。署名付きPDFだけの保存では原稿の未保存状態は解除されません。署名付きPDFの画像化した編集用コピーに、元の署名は引き継がれません。既存署名への追記署名・複数人署名には対応していません。
対応する鍵と証明書
P12/PFXは2MBまで、PDFは100MBまで、RSA 2048ビット以上の鍵に対応します。EC証明書、ICカード、OS証明書ストア、リモート署名サービスには未対応です。鍵と証明書の対応、有効期間、鍵用途を確認し、期限切れ・有効期間前・認証局用証明書を拒否します。署名欄は不可視で、受取人はPDFビューアーの署名パネルで確認します。
発行者への信頼と時刻
暗号学的な検証と証明書の発行者への信頼は別の確認です。自己署名証明書でも改変を検出できますが、受取人の信頼設定によっては発行者を信頼できない旨が表示されます。「自己署名ではない」という表示も公的な認証・信頼された発行者の保証ではありません。
未対応の検証
OCSP/CRLによる失効確認、認証局へのオンライン照会、TSAタイムスタンプ、PAdES-LT/LTAなどの長期検証情報の埋め込みには対応しません。記録する署名日時は端末の時刻です。署名の暗号学的な検証だけで契約の有効性や本人確認を保証するものではありません。
秘密情報
証明書ファイル・秘密鍵・パスワード・署名対象PDFをOpenAIなどの外部サービスへ送信しません。署名処理はElectronのメインプロセスで行い、証明書・パスワードを設定やログへ保存しません。一時バッファーは使用後に消去しますが、プロセスメモリ全体の完全な消去を保証しません。